翻訳と辞書
Words near each other
・ 千光寺 (名古屋市)
・ 千光寺 (奈良県平群町)
・ 千光寺 (尾道市)
・ 千光寺 (徳島県藍住町)
・ 千光寺 (洲本市)
・ 千光寺 (生駒郡平群町)
・ 千光寺 (登別市)
・ 千光寺 (砺波市)
・ 千光寺 (藍住町)
・ 千光寺 (赤磐市)
千光寺 (高山市)
・ 千光寺 (魚津市)
・ 千光寺の五本スギ
・ 千光寺ユースホステル
・ 千光寺公園
・ 千光寺公園グリーンランド
・ 千光寺山グリーンランド
・ 千光寺山ロープウェイ
・ 千八百八十六年九月九日の文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約
・ 千六本


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

千光寺 (高山市) : ウィキペディア日本語版
千光寺 (高山市)[せんこうじ]

千光寺(せんこうじ)は、岐阜県高山市にある高野山真言宗寺院である。山号は袈裟山。飛騨千光寺ともいう。
本尊千手観世音菩薩
両面宿儺像など、円空の手になる仏像が63体あり、円空仏の寺としても知られている。
飛騨三十三観音霊場第三十三札所。
== 沿革 ==
伝承によれば、仁徳天皇65年(伝377年)、両面宿儺が開山したと伝えられる。両面宿儺とは、『日本書紀』に拠ると、飛騨国に現れ、民衆を苦しめていた異形の人であり、朝廷が差し向けた武将・武振熊命(たけふるくまのみこと)により退治されたとされている。頭の前後に顔が二つ付いており、腕が前後一対の四本、足も前後一対の四本あるといわれている。しかし、飛騨国美濃国では両面宿儺は伝説的人物であり、洞窟から現れた際、「我は救世観音の使現なり。驚くこと無かれ。」と村人に伝えたという。
養老4年(720年)、泰澄により白山神社が開かれ、嘉祥3年(850年)頃、真如親王(弘法大師十大弟子の一人。俗名高岳親王平城天皇第3皇子、嵯峨天皇皇太子)が開基する。
天文年間、兵火で焼失し、天文15年(1546年)に桜洞城(現在の下呂市萩原地域に存在した城)城主三木直頼により再建されるが、永禄7年(1564年)に武田信玄の飛騨攻めにより再度焼失する。天正16年(1588年)、高山城城主金森長近により再建される。
貞享2年(1685年)頃、円空が千光寺に滞在し、両面宿儺像などを彫ったという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「千光寺 (高山市)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.